依頼者が復縁屋に業務を依頼すると、そこから特殊な関係が成立します。依頼者は契約期間中、業者と連絡をとりあいながら復縁成功を目指すのです。しかし、依頼者と業者との間に発生したトラブルに悩まされる方もいます。復縁工作の依頼中によくあるトラブルを考えてみましょう。
■業者を崇拝してしまう
復縁工作はビジネスのひとつです。目標が依頼者とターゲットの復縁というプライベートなもののためつい業者に対してビジネス以上の期待や崇拝めいた気持ちを持ってしまう方もいますが、それは間違いです。
たしかに、復縁工作を依頼する方の心情を察すると同情するべき点がたくさんあります。大切な人に浮気されたり距離を置かれたりするのは誰にとっても苦痛でしょう。痛みを感じるレベルは人それぞれですが、復縁工作を依頼する方の心はいつもより弱った状態です。
困っているときに誰にも秘密をもらさずに親身になって話を聞いてくれる人がいたらありがたいですよね。ですが、依頼者の状況分析は業務です。隠し事をするのもよくありませんが、業者を崇拝するあまりに契約書をよく読まなかったりすると危険です。
気持ちはわかりますが、業者を崇拝したりせずに冷静な気持ちになったほうが依頼が成功しやすいでしょう。
■あくまでビジネスパートナーとして、依頼者中心の関係に
業者と依頼者が対等になるような関係を作ったほうがいい理由はもうひとつあります。それは、依頼者が自由に質問したり、情報提供しやすい環境を作るためです。
依頼中、業者の行動に疑問を感じることもあるでしょう。契約書に書いてある内容と異なる工程をたどっているようなら確認が必要ですし、純粋に今業者が何をしているかを知りたい気持ちが生じるかもしれません。
そのとき、依頼者が業者を崇拝しているような関係だと依頼者のほうが言いなりになってしまいます。復縁したいのは依頼者なのに、まるで業者の工作を成功させる補助をしているような、本末転倒の状態に陥る方もいるでしょう。
業者はたしかに復縁に特化したプロですが、ビジネスパートナーです。疑問点があれば気兼ねなく質問できるような関係の構築を目指しましょう。