人生を共にすることを決意して結婚したものの、いつからかすれ違いが始まり離婚を考える夫婦も少なくありません。家庭によって離婚を考える理由はさまざまですが、どのようなことがきっかけで離婚を決意するのでしょうか。
■夫または妻の不倫
夫婦が離婚を決意する原因として多いのが、夫または妻の不貞行為です。
どちらかの不倫が発覚し、そこから泥沼化して離婚に至るケースも少なくありません。
ひと昔前であれば夫の不倫が黙認される風潮が強く、妻のほうが泣き寝入りしなくてはなりませんでした。
しかし、これまで我慢した妻が夫の定年後に離婚を切り出す熟年離婚も増えています。
現在では日本の離婚率が上がっていることから、相手の不倫が発覚するとすぐに離婚を決意する人が多いことが分かります。
■性格や価値観の不一致
結婚前はそれほど気にならなかった相手の癖や生活習慣も、結婚するとひとつひとつの行動が気になるようになるものです。
結婚するとお互いの生活パターンを取り入れ、そこから新たな自分たちの生活パターンを作っていかなくてはなりません。
しかし、これまで育ってきた生活環境を曲げならない人の場合、パートナーの行動に対してイライラしてしまうこともあるでしょう。
また、結婚前は良く見えた相手の性格であっても、逆に嫌いになってしまうこともあります。
たとえば細かいことを気にしない大らかな性格に思えたものが、結婚すると大雑把で気の利かない性格に思えるように、一緒に生活することで変化が現れます。
■離婚を考える前に
もちろん離婚を決意する理由は、上記だけではありません。相手からの暴力やモラハラ、経済的理由や親族との関係性などさまざまです。
いろいろな理由から離婚を決意することも多いですが、感情的に行動を起こさないことが大切です。
相手のここが許せない、ここが嫌いなどの理由から離婚を決めるよりも、冷静になって離婚後のメリットやデメリットを考え、気持ちを固めるようにしましょう。