復縁工作は、必ず引き受けてもらえるものではありません。時には、依頼先から断られることもあることを把握しておきましょう。ただ、もともと100%で成功するものではないと誰しもが理解しております。だから仮に失敗しても、会社にとっては利益になることであり、是が非でも引き受けてくれそうですが、なぜ断られることがあるのでしょうか。
<のちのちのトラブルを回避>
工作員を接触させて、ターゲットの心をコントロールする、それが復縁工作です。第三者が他人の恋愛に介入し、一方の要望を叶えるために交錯する、これは人によっては嫌悪感を抱くでしょう。法的なトラブルになるケースもあります。だから、明らかにトラブルになりそうな事案であれば、会社側が断ることも考えられます。
例えば、相手がすでに別の人と結婚していたり、大物だったりすれば、大きな問題に発展しやすくなります。そうなったら、依頼を引き受けた側は、訴えられるどころか、営業停止になるリスクも負わなければなりません。復縁工作の成功有無に関わらず、工作を仕掛けることで明らかにトラブルになるという案件は、断られてしまうことがあるようです。元々法律ギリギリのところで行っている業界ではありますが、明らかな違法行為になる場合は、さすがに引き受けてくれないのです。
<大手や有名な探偵事務所の場合>
探偵事務所は、その規模は会社によってさまざまです。中には案件をたくさん抱えている、大手だったり、有名な企業もあります。その場合、依頼されても受付しないことがあります。なぜなら、復縁工作は、非常に手間がかかり、長期間に及ぶことがあるからです。工作を始めるにあたり、まずは依頼人と話し合いをし、対象者の調査を開始し、それから工作を開始します。
これだけでもわかるように、非常に手間がかかる仕事です。また、復縁までに時間も要するため、一つ受けただけで手一杯になってしまうのです。だから、大手などの忙しいところほど、簡単に引き受けてくれない可能性が高くなるのです。希望する人がいれば必ず引き受けてくれるものではなく、依頼先を探すことは意外に大変なのです。