復縁工作は、その案件の難易度によって金額が大きく変動するため、相場が付けにくい業務です。ただ、もし会社側が提示してくる相場費用が、高すぎる、あるいは安すぎる場合は要注意です。なぜなら、本来必要とする料金より多く請求されてしまう可能性があるからです。高すぎるのは分かりますが、安すぎることに越したことはないと思われるかもしれません。しかしそこに罠があるのです。
<金額のめどはつけておこう>
相場が分かりにくいとはいえ、金額が青天井になるわけではありません。ある程度、最低どれぐらいかかり、高くついてもこれぐらいで収まる、という金額はあります。復縁工作に関しては、最低100万円、高くても300万円という金額を一つの目安としましょう。
もちろん、復縁がスムーズにいったり、比較的短期間で成功した場合は、これより安くなります。そして、依頼人が成功する見込みがない依頼を長々と続けた場合は、300万円を超えてくる可能性はあります。ただ、一般的に1カ月から3カ月程度の期間が必要とされ、その間で復縁工作を終えるのであれば、100万円から300万円が妥当な金額と言えます。もし実際に復縁屋に依頼する時は、自分の予算をしっかりと告げ、それに合わせた工作をしてもらうようにしましょう。
<安すぎるのには罠がある>
さて、先ほど案内した相場よりも、圧倒的に安く広告している会社もあります。それこそ数十万でできます、といったところは気をつけましょう。なぜなら、後からさまざまな名目で追加料金を取られて、結果的に他よりも高くつく可能性があるからです。安く見せているのは、あくまで初期費用として提示されているだけかもしれません。それ以外に、工作員の日当や交通費など、諸経費を別で請求されることもあります。また、調査費用、工作費用、そして成功報酬と、全て別々で請求され、成功するまでにはいくらになってしまうのか分からない恐怖もあります。
もし安すぎる料金を提示してくる会社がいたら、その料金でどこまでサポートしてくれるのか、細かく確認が必要です。復縁工作に必要とされる相場より、大きく離れた金額を提示してくる復縁屋には、要注意してください。